こんにちは岡本です。
今回はハトムギ糠床の話題です。
貴方の好きな糠漬けはなんですか?
キュウリ? 大根?
私が今一番ハマって食べている糠漬けは
『キャベツの糠漬け』
このキャベツの糠漬けは、優れもので
糠床の環境と腸内の環境を良くするという
一石二鳥の働きをしてくれます。
糠漬けを続けていくと苦みが出
てきたりしますよね。
これは糠床の微生物のバランスが悪くなって
酵母が増えることで起きる現象です。
この糠床を元に戻すのもこの方法でバッチリです。
ではここから説明します。
①糠床の環境改善
キャベツは糖分と水分が多く、
糠床に入れることで
乳酸菌の発酵を促進し、
酸味と旨味を引き出してくれます。
特にキャベツに含まれるグルコースなどの
糖分は乳酸菌のエサとなり、
発酵を活発にすることで、
糠床特有の酵母による苦味や雑味を
やわらげてくれます。
また、水分を多く含むため発酵速度を高め、
全体のバランスを整える働きもあります。
乳酸菌との相性も非常に良く、
もともとキャベツはザワークラウトのように
乳酸発酵に適した野菜で
糠床の乳酸菌を活性化させ、
まろやかな味わいを生み出してくます。
②腸内の環境改善
発酵したキャベツにはラクトバチルスなどの
善玉菌が豊富で、これらが腸内フローラを整え、
消化を助け、免疫機能を高めてくれます。
乳酸菌や酵素が消化を促進し、
キャベツに含まれる食物繊維と
相まって便通を改善し、
便秘の予防にも役立ちます。
さらに、腸内環境が整うことで
免疫細胞が活性化され、
感染症や炎症に対する抵抗力も高まります。
このように、キャベツの糠漬けは
「糠床を育む」と「腸を整える」
としての二重の働きを持ち、
まさに身体にも糠床にも優しい一石二鳥の
漬物なのです。
以下
エルビス先生発案のキャベツの糠漬け造りです。


簡単!是非お試しあれ!
鰹節を載せるといっそう美味しくいただけます!
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