From:岡本
こんにちは、急に気温が下がってきましたが
皆さんお元気でお過ごしのことと思います。
一昨日は、アメリカ大統領選挙が何事もなく
無事に行われ今後歴史に残る日になるかもしれませんね。
さて今回は免疫アップのための『酪酸菌』についてです。
調活には善玉菌の乳酸菌やビフィズス菌を摂るのが有効
だといわれてきましたが
最近にわかに注目されているのが『酪酸菌』です。
サプリメントもミヤリサンやビオスリーなど盛んに
宣伝されているので
皆さんも目にしたことがあるのでないでしょうか。
酪酸菌は「芽胞形成菌」といって、分厚い芽胞という
カプセルに包まれていて
熱や胃酸で壊れることなく大腸まで届き腸内環境を
整える働きがあります。
また酪酸菌は酪酸(短鎖脂肪酸の一種)をつくって
この酪酸が腸内を弱酸性に保ち悪玉菌を抑制して
善玉菌を育てる環境を作ってくれます。
いわば腸内フローラ(お花畑)の
土を耕して多種の花(善玉菌)が、生息しやすい環境を
整える役目をしています。
この酪酸菌が多く含まれる食べ物は、
日本古来から食べられているぬか漬けだけ
ということの様ですが実は、
麹士の方でしたら皆さんおなじみの黒麹を
摂ると腸内の酪酸菌が増えることが
医学的にわかっています。
以下のグラフは
山元正博、山元文晴著『発酵はすごい!』ポプラ社からの出典ですが
この場合は白麹ですがあきらかに1か月という
短期間で腸内の酪酸菌の量が増えています。
酪酸菌が増えるという事は、
腸内環境が酪酸で善玉菌が好む
弱酸性になり悪玉菌が住みにくい
環境になり腸内環境のバランスが
整ったということになります。
是非麹士の皆さん黒麹を造って
毎日美味しい甘酒で腸内環境を整えて
免疫維持に役立ててください。
私の場合は、毎朝黒麹の甘酒スプーン(大)3杯と
パイナップル6切れ、ミネラルウォーター少々で
スムージーをつくって コップ1杯
パイナップルには、タンパク分解酵素のブロメラインが
スパイクタンパク質を分解することが研究で分かって
います。(ピーター・マッカロー博士の解毒法)
今回は以上です。
では皆さん良い週末を
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