さて今回は『製麹ワンポイントアドバイス』という
ことで麦麹造りの水分過多の改善方法をお伝え
します。
麦麹造りは、大麦(丸麦)を原材料として製麹しますが
白米に比べ水分吸収が早く通常2時間~3時間で浸漬を
終了させます。
その後蒸麦しますが、蒸し上がりの水分量が白米
(36%前後)の2倍近くあります。
そのため製麹中の水分蒸発がうまくいかない場合に
24時間前後に行う手入れ時に麦が柔らかくべた付く
ことがあります。
また出麹の際にもべた付く麦麹になってしまうことが
あるのでこの改善方法をお伝えします。
改善方法①
種付け後包む蒸し布は、浸漬せず乾燥したものを
使い麦を包む。
改善方法②
可能なら1回目の手入れ(種付けから約24時間後)から
約8時間後(種r絵を付けから約32時間後)に2回目の
手入れを行う。
この2点ですでに締まりがでてますのでしっかりとほぐして品温を下げ
後約10~12時間保温します。
この2点で出麹歩合の10%~20%の最適水分量の
育ちやすくなりますので参考にしてみてください。
コメント