こんにちは岡本です。
突然ですが、『皆さん歩いてますか?』
ウォーキングのことです。
私は講座以外の日は、必ず夕刻に大濠公園を
歩くようにしています。

もう10年以上続けているルーティーンです。
1周2km程度ですが、樹木や植物も
多く池にはカモやサギなどの野鳥の
餌場となっていて季節ごとに五感を
刺激してくれて歩くには最高の場所です。
今回は『病気の9割は歩くだけで治る』の
著者である長尾和宏氏のインタビューを
ご紹介しようと思います。
(YouTubeチャンネル元気の学校genki acより)
『病気の9割は歩くだけで治る』はベストセラーで
PART1~3まで現在出版されています。
【歩くことの驚くべき効能】
長尾和宏先生インタビューより
長尾和宏先生は1958年香川県生まれ
1984年に東京医科大学をご卒業され
大阪大学第二内科
生徒病院市立足や病院などを経て1995
年に尼崎市に長尾クリニックを開業されました。
X(旧ツイッター)でも積極的に最新の情報を
発信されておられます。
インタビューの要約を以下に書きます。
1.生活習慣病が改善する
糖尿病・高血圧・高脂血症などの患者が、
薬なしでも「食事+運動(歩行)」で
改善していく事例が多数。
2.血圧が自然に下がる
副交感神経が優位になることで、
リラックス状態が生まれ、血圧が
20以上下がるケースも。
3.セロトニンが増えてストレス軽減
歩くことで「幸せホルモン」セロトニンが
分泌され、過食も抑えられる。
4.血糖値スパイクを防ぐ
食後に歩くことで、血糖値の急上昇(スパイク)を
防ぎ、糖尿病予防にもつながる。
5.肥満改善と連動して全体的な数値が改善
体重減少とともに、血圧・血糖・コレステロール・
尿酸値などが軒並み良くなる。
6.認知症やうつの予防に効果的
歩くことで脳が活性化され、気分が前向きになり、
認知機能も維持しやすい。
7.免疫力がアップする
腸の調子が整い、風邪やウイルス
(例:風邪・インフル・コロナ)に対する
抵抗力が強くなる。
8.コロナ禍の“ステイホーム”による衰えを防ぐ
歩かない生活で起こる筋力低下、認知機能の低下、うつ状態の予防になる。
9.走るより安全で続けやすい
膝や心臓への負担が少なく、高齢者でも継続できる
「理想の運動習慣」。
10.トレーニング”ではなく“遊び”として楽しむ
義務や修行ではなく、「気持ちいいからやる」
という感覚で気軽に継続するのがコツ。
以上のように歩くことに依って様々な効果が
表れるようですが
では具体的にはどのように歩けばいいのかを
以下にまとめました。
長尾先生の「歩き方」ポイントまとめ
●頻度:
できれば「毎日」、無理なら
「週数日でも継続」が大切
→「歩行習慣をつけること」が大事で、
特別なトレーニングにしない
●時間・距離:
30分ほどのウォーキングで、
血圧が20mmHg以上下がる例を紹介
→これをもとに「1回30分」を目安
●速度:
息が少し上がるくらいの
「軽く心拍数が上がる」有酸素運動レベル
→会話ができる程度の速歩が理想的
●タイミング:
食後すぐ歩くことが血糖値スパイクを防ぐ
→従来の「食後は休むべき」とは真逆の実践を推奨
●姿勢や心構え:
「リラックスして」「楽しんで」
「義務でなく遊びの感覚で」
→ストレッチを組み合わせるとより効果的
先生は、「歩くこと=修行や運動ではなく“楽しみ”」
という感覚が一番大事だと強調していました。
このリラックスして歩くというのは、重要ですね。
「マインドフル・ウォーキング」も
今注目されてますよね。
皆さんも是非ウォーキング習慣にしてみませんか?
なんといっても“タダ”ですからね。
長尾先生の『病気の9割は歩くだけで治る』PART3は
ウォーキングと腸活の関係や発酵食のことも書かれていて
面白いですよ。

1章 歩く健康、忘れていませんか?
①2年間で10年分老けた患者さん
②マスク生活がオーラルフレイルを招く
③超過死亡の本当の原因は何か
④生活習慣病も、弱った足腰も、認知機能も歩くことで良くなる!
⑤自律神経も腸も、歩くことで整う
2章 自律神経を意識しようー自律神経が全身の不調を招く理由
⑥自律神経は環境に合わせて自動運転する
⑦コントロールはできないが、バランスは変えられる
⑧自律神経のバランスを崩すと
⑨痛みにも自律神経のアンバランスが隠れ
⑩自律神経と免疫力の深いかかわり
⑪自律神経失調症は一目でわかる
⑫いちばん簡単な自律神経チェック法は「脈拍数」
⑬脈が少ないと?
⑭脈拍の急勾配も危ない
3章コロナ後遺症もワクチン後遺症も自律神経の不調
⑮コロナ後遺症よりも深刻なワクチン後遺症
⑯コロナ後遺症もワクチン後遺症も「トゲトゲ症候群」
⑰帯状疱疹や生理不順も増えている
⑱トゲトゲ症候群と「歩く」ということ
⑲繊細な人ほど「トゲトゲ」症候群になりやすい
4章腸の健康を意識しようー腸活は脳にも効く
⑳腸が、脳の状態を決める
㉑腸には7割の免疫細胞が集まっている
㉒腸の状態は、うんちが教えてくれる
㉓便秘は腸内バランスも自律神経バランスも悪くする
5章 自律神経も腸も歩くだけで整う
㉔自律神経も腸も「歩く」が土台.
㉕クールダウンかウォームアップか、歩く意味を意識する
㉖ゆっくりでも、姿勢は大事
㉗適度な運動が免疫力を高める
㉘ストレスを受け流す、ご機嫌歩行
㉙今こそ、歩く国民運動を
6章 自律神経も腸も整い、幸せになる習慣
㉚ネバネバ食品と発酵食品で腸をきれいに
㉛一日一杯の味噌汁を
㉜長く寝ようと思わなくていい
㉝「怒らない」が得
㉞小さな変化を楽しむ
㉟「そこそこ幸せ」と思える時間を増やす
㊱これからの幸せとは
㊲「ほどほど」でいこう
ご興味のある方は是非手に取ってみてください。
今回はここまでです。ありがとうございました。
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